Our Approach
私たちフォークロアには、大切にしている4つの指針があります。
1つめは、Creative(クリエイティブ)。
時代に取り残された地域資源を活かして、すべての人に開かれたサードプレイスをつくろう。
2つめは、Glocal(グローカル)。
GlobalなヴィジョンとLocalなアクション。地域に根ざしながら、世界とつながる事業をつくろう。
3つめは、Sustainable(サステナブル)。
持続可能な未来のために、循環するコミュニティ・エコシステムの仕組みをつくろう。
4つめはDiverse(ダイヴァース)。
違いを認めることが、多様性を生み、多様性が豊かさを生む。そんな文化をつくろう。
立ち止まって考えるときは、いつもこの言葉に立ち返ります。
そして地図がなくても向かうべき方向を示してくれるコンパスを覗き込むように、4つの円が重なるポイントを探りながら、私たちは意思決定を図ります。
Our Project
Renovation
時代に取り残されたものの中にある美しいものを未来に手渡したい。物件の取得から、
事業構想の立案、収支計画の策定、リノベーション施工、事業運営まで、空き家再生をワンストップで手掛けます。
Guesthouse
山深い信州・南木曽で、空き家を再生したゲストハウスを3棟運営しています。
里山暮らしが息づくこの地で、世界の旅人と地元の人々が出会う『窓』となることが、私たちの願いです。
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HOSTEL YUI-AN 結い庵
「里山くらしのおすそわけ」をテーマに、築200年以上の豪壮な古民家を2年かけてリノベーションした、フォークロア初となる宿泊施設。自然豊かな山々に囲まれた旧中山道沿いに佇む。敷地内の田んぼや畑で採れた米や野菜は、ディナーメニューの食材に。Feel the joy of life in contact with rich nature and authentic tradition in Japan. -
Guesthouse KASHIWAYA 柏屋
往時の雰囲気が偲ばれる旧中山道・三留野宿に残された明治期の町屋を、一棟貸しゲストハウスとして再生。空き家だった当物件を、地域のために活かす方法を模索していた大家さんとの共同事業として実現。過疎化が進む宿場町の再生プロジェクト第一弾。Want to spend a peaceful time in old Japanese house? This is the right place to visit. -
MOUNTAinn NAGISO マウンテン 南木曽
南木曽駅の真向かいに立地し、10年以上空き家だった建物をリノベーションしたゲストハウス。木曽の清流や山並みをパノラマで一望できるテラスや、ゲストと住民が気軽に交流できるカフェバーも併設。Cozy inn with cafe for Hiker’s Retreat, 0 min. Walk from Nagiso station and bus stop bound for Tsumago/Magome.
Hand Crafted Items
身の回りの休耕地やそこに自生する草花を活かし、自分たちがほしいと思える暮らしの衣食住を
つくったり育てたりすることで、これからの時代の豊かな暮らしをつくっていきたいと考えています。
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Clothing
「ほしいものは自分たちでつくる」を体現するワークウェアライン。ハードなDIYや外仕事でも活躍するワークエプロンやワークパンツ、トートバッグ、草木染ハット、Tシャツ、手ぬぐいなど。 -
Wood Working
「里山暮らしを身近に」をコンセプトに、古道具や古材をリノベーションした雑貨の製作。間伐した天然木や竹を使った暮らしに彩りを添えるアイテムを展開しています。 -
Farming
HOSTEL結い庵に隣接する農園でお米や野菜を栽培中。草木染めの原料として蓼藍やマリーゴールドも育てています。自生している和ハーブや山菜の活用にも取り組んでいます。
Our Team
『Folk(人々)のLore(ものがたり)を次代に紡ぐ。』
こんな想いを込めて、会社の名前を「Folklore(フォークロア)」と名付けました。
身の回りのすべてが人の手を離れ、アルゴリズムによって人智を超えた、はるかに速くて効率的な社会システムの城が築かれようとしている現代。自然の中で人の手が連綿と紡いできたものづくりとものがたりの暮らし、五感で心地よく感じられるヒューマンスケールな空間や時間の流れは、徐々に姿を消そうとしています。
私たちは、そうした言わばヒューマンスケール・フォークロアの中にこそ、人間の尊厳や循環型社会につながる鍵があるのではないかと考えています。
フォークロアのおもな事業は、空き家や古民家といった社会の”負の遺産”を活かし、おとなにも子どもにも、住民にも旅人にもオープンな、みんなにとってのサードプレイスとなる拠点づくり。
その手法は、地域住民の方々との対話に始まり、地域のことを深く知ることで構想を膨らませていきます。そしてリノベーションも拠点運営も自分たちの手で担う。それは遅くて非効率で、時代の流れに逆らう愚か者がやることかもしれません。
しかし今という時代だからこそ、それをやる価値はあると、私たちは信じています。
そして同じように信じる人たちとつながり、ともにチャレンジできることを願っています。
DIY the future!
チーム・フォークロアへようこそ!
2019年 秋分のころ
株式会社フォークロア 代表取締役